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P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

「ゴッド・ガン」

日本SFにはいくつもの素晴らしい「タイトル」がありますが、その幾多のタイトルの中でも燦然と輝くタイトル「神狩り」は、山田正紀によるタイトル通り「神」を狩り殺そうとする人間たちの話であり、日本SF史に残るような素晴らしい書き出しから始まる作品で…

「伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ」

伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ (ハヤカワ文庫SF)作者: ルイス・パジェット,レイモンド・F・ジョーンズ,フレデリック・ポール,ヘンリー・カットナー,フリッツ・ライバー,デイヴィッド・I・マッスン,ジョン・ブラナー,高橋良平,網中いづる,伊藤典…

ハーラン・エリスン 「死の鳥」

帯の文句が「華麗なるSF界のレジェンド、再臨!」とあるハーラン・エリスンの日本オリジナル短編集。死の鳥 (ハヤカワ文庫SF)作者: ハーラン・エリスン,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/08/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見…

「消えたヤルタ密約緊急電」

消えたヤルタ密約緊急電―情報士官・小野寺信の孤独な戦い (新潮選書)作者: 岡部伸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (13件) を見る本屋の棚に積まれていたのが目についたので読んでみまし…

デーモン・ナイト:In Search of Wonder

SF作家・批評家のデーモン・ナイトによるSF批評やエッセイをまとめた本の第三版(1996年)をキンドル化したものです(、多分)。In Search of Wonder: Essays on Modern Science Fiction (English Edition)作者: Damon Knight出版社/メーカー: Gateway発売日: 2…

「神曲ができるまで」

井上ヨシマサというとAKB48グループの色々な曲の作・編曲を手掛けている作曲家さんですが、実は80年代から活躍していた方だったそうです。この本はその自伝です。神曲ができるまで作者: 井上ヨシマサ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/08/21メディア: 新…

"Rule Golden" (黄金律) デーモン・ナイト

デーモン・ナイトの1954年の傑作!だと思うのですが、残念ながらあまり有名ではない作品です。でも傑作なんですよ。 初読がいつだったか正確には思い出せませんが、とにかく90年代に古本屋で買ったSF戦争10のスタイル (講談社文庫)作者: ジョー・ホールドマ…

『前田敦子の映画手帖』

元AKB48のセンターで、いまは女優である前田敦子によるアエラでの映画の感想の連載をまとめた書籍です。前田敦子の映画手帖作者: 前田敦子出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/04/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るまっ、正直に言…

「恐怖の作法 ホラー映画の技術」

Jホラー映画における「小中理論」の小中千昭さんによる新刊。恐怖の作法: ホラー映画の技術作者: 小中千昭出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/05/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る単に人が殺されるだけのショックはあっても怖…

「戦前日本SF映画創世記 ゴジラは何でできているか」

戦前日本SF映画創世記: ゴジラは何でできているか作者: 高槻真樹出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2014/03/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る戦後長く、現代へと続く漫画の歴史がいきなり手塚治虫から始まったかのような通説が支配…

伊坂幸太郎 「マリアビートル」 

Kindle版が安かったので買ってみた伊坂幸太郎「マリアビートル」の感想。マリアビートル (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/10/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る

「凶悪−ある死刑囚の告白―」

凶悪―ある死刑囚の告発―出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/07/05メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見るサブタイトルそのままに、刑務所に収監されていた死刑囚から世間に知られていない3つの殺人事件についての告白をうけたジャーナリスト…

どくしょかんそうぶん:「クトゥルフ神話への招待 遊星からの物体X」

「クトゥルフ神話への招待 遊星からの物体X」を読んだので、感想を書いとく。 ちょっと前の「這いよれ!ニャル子さん」によるプチ・クトゥルフ神話ブームを受けて出たのかな?と邪推。 ただラブクラフト御大の作品は一作だけ。 代わりに、頼るのにアニメ一…

高慢と偏見、ゾンビ!

日本では洋書の古典文学の再翻訳版が出る事がありますよね。日本語って変化がものすごく激しいから、村上春樹も言ってるように、翻訳にはたしかに賞味期限があります。昔の翻訳はほんの数十年前のものでもどうにも読みにくい(しかもこれがプロの翻訳家とか…

"Spiders" Sue Burke, Asimov's SF, March 2008 どこかの惑星での殖民コロニーでの父と小さな息子の裏山への散策の話。短編なのでほんとにそれだけ。こういう特に波乱のない物語を英語で読むのはあんまり得意じゃない(日本語でもそうだけど)。飽きちゃうし、…

Asimov's SFの4月号から。なんか31周年記念なのだそうで、表紙に"31st Anniversary"と書かれている。31年続いてるのは結構な事だけど、でもやっぱり31周年記念ってどうよ、とやっぱり思ったのか編集長のSheila Williamsがエディトリアルでこのことについて…

毎月号そうなんだけど、今月も3月号を全部読む前にAsimov's SF の4/5月号が来てしまった。思い返してみても、これまでAsimov'sもF&SFも掲載作品全部を読んだ事って一度もないなぁ。もう少しちゃんと読みたいけど... ま、とにかく少しは読んだのでその記録…

Asimov's Science Fiction, March 2008 どこかの宇宙ステーションでお土産屋をやってる異星人が別の異星人たちにその店を取り上げられそうになっていた時に、今はいなくなった妻のものすごくドジないとこ達がやってきて...という話。完全に予想の範疇の話…