P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

ペイリンさんの権力乱用についてのリポートが公表

TPMから

タイトルまんまですが、アラスカ州知事であるペイリンさんによる権力乱用についての調査リポートが公表されました。これは、ペイリンさんが自身の元義理の兄弟であるアラスカ州の警官を首にするように州のPublic Safety Commission(公安・警察の偉いさんということでしょう)であるMoneganさんに圧力をかけたが、彼が従わなかったのでそのMoneganさんを首にしたという事件です。彼女が共和党の副大統領候補になったこともあり、このアラスカ州による調査は公表についてもめていたんですが、ようやく公表されることになりました。結果は、黒。明らかにペイリンさんはMoneganさんに圧力をかけており、彼が首にされた理由の一つであるということです。

またまたまたくらいのペイリンさんのネガティブ要素ですが、正直これが強いインパクトを持つ事はないのでしょうね。彼女の不支持者にとってはまたか・やっぱりかというだけですし、支持者にとっては彼女は民主党とリベラル・エリートのマス・メディアの犠牲者であるだけでしょうからね。まだ支持・不支持を決めていない人達もいるでしょうが、オバマ優位が固まりつつある現状での新たなマケイン・ペイリン陣営へのネガティブ要因は選挙結果を変える要因とはならないでしょうから。