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P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

クルーグマンとマンキュー:経済学者のランキング

クルーグマン マンキュー

民主党支持のクルーグマンと、かつてブッシュ政権で働き、クルーグマンノーベル賞を受賞した時には愛あるリンクを貼り付けたりもしていたマンキューが、ラブリーなやり取りをしてました。まあ、昨今のブッシュ支持率最低、保守退潮の中、マンキューの過敏になる気持ちが分からんとは言いませんが、ランキングを持ち出してきたりして、マンキュー、大人気ないなぁと思いました。
ちなみにマンキューの持ち出してきた2008年10月現在の経済学者ランキングによると、スティグリッツは1位、クルーグマンは15位です。
大人達がやってくる  ポール・クルーグマン 2008年11月22日
どうやら、悪の秘密結社が経済政策を支配しようとしているようだ。それもアメリカだけでなく、世界中で。
真面目に言って、オバマ政権の重要なポジションに任命された人達ってものすごく素晴らしくはないか?バイバイ、ニセモノと腰ぎんちゃく達、こんにちわ、ちゃんと仕事のできる人達。4年前に永遠の野党*1扱いされたにしては、民主党はこのところナチュラルに責任与党ぽく見えないか?それも才能ある多くの人達に恵まれた。
だからといって、彼らが必ず成功するということにはならない−−ベスト・アンド・ブライテストを読み返すべき時なのかも。でもとにかく、なんて違いだろうか!

「大人」と「ニセモノ」を定義しなおす  グレッグ・マンキュー 2008年11月27日
大人たちがやってくると題されたオバマ経済チームについてのポストで、ポール・クルーグマンはこう書いている:

真面目に言って、オバマ政権の重要なポジションに任命された人達ってものすごく素晴らしくはないか?バイバイ、ニセモノと腰ぎんちゃく達、こんにちわ、ちゃんと仕事のできる人達。

ポールと同じく、私も新しい経済チームには感銘を受けた。私がよく知っているのは、学会からの3人の経済学者−−ラリー・サマーズ、クリスティー・ローマ−、そしてオースティン・グールズビー−−だが、彼らは皆第一級だ。素晴らしい選択である。
しかし、彼らはその前の政権のメンバーとは全然違うレベルなのか?経済学者の学術業績についての通常のランキングから、(1万8千人の経済学者の中から)この三人のランキングと、ブッシュ大統領によって任命された全てのCEA議長のランキングを並べてみよう:
11.ラリー・サマーズ(オバマ)
21.グレッグ・マンキュー(ブッシュ)
35.ベン・バーナンキ(ブッシュ)
99.エディー・レーザー(ブッシュ)
132.グレン・ハバード(ブッシュ)
249.ハーヴェイ・ローゼン(ブッシュ)
391.クリスティー・ローマ−(オバマ)
653.オースティン・グールズビー(オバマ)
この客観的な基準からすると、二つの政権は大体同じ才能のプールから経済学者を選んでいるように見える。
勿論、「大人」というのをポール・クルーグマンと意見を同じくする人と定義するなら、そして「ニセモノ」をそうでない人とするなら、違う結論になるわけだが。

過敏、過敏 ポール・クルーグマン 2008年11月27日親愛なるグレッグ
僕は主にティム・ガースナーガイトナーとジョン・スノーを比べてたんだよ。君の事じゃないんだ。

*1:2004年の大統領選に敗れて、民主党中道右派のアメリカでは今後ずっと少数派野党なのだと右派に言われていたりした。いまではこのアメリカは中道右派の国だという主張自体を疑う左派が優勢になっている。