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P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

あ、差し押さえる家、間違えた!でも、謝んないよ〜ん

アメリカ・オハイオ州での事件なんですが、ビックリしたのでブログに。
家のローン返済が滞ると差し押さえを受けたりします。日本ではどうなのか知りませんが、アメリカではローンの貸し手がレポマン(回収業者)を送り込んで、返済が滞っている住人がいない間に家に入り込み、金目の物を全て持ち出して、家の鍵も変えたりするそうです。このレポマンは何度か映画のネタにもなっていて、1984年のSF映画「レポマン」では車のローン返済取り立てのレポマンが車を差し押さえたらその車に宇宙人の死体が積まれていたという話でした。2010年の「レポゼッションメン」はえぐくて、この映画のレポマンは近未来の人工臓器ローンの取り立て業者。ローンが払えないと人工臓器を取り立てにきます。勿論、代わりの臓器をくれたりするわけじゃないので、臓器を取り立てられた後はまあ、借金はちゃんと返そうねというとても道徳的な話という事にります...酷い話ですが、一応借りた本人の人口臓器を取り立ててました。しかし、現実は時にお話しよりもおかしな事がおこるもので。

オハイオ州のテレビ局のニュースによりますとオハイオ州のケーティー・バーネットが2週間ぶりに家に戻ってきたところ、家の鍵が開けず、なんとか窓から入ってみたらほとんどの家財が無くなっていたそうです。警察に通報すると、数週間して警察が事件は解決したと報告。First National Bankという銀行が差し押さえのレポを送り込み、彼女の家財は売るか、廃棄処分にしていたのです。問題は、本当の差し押さえ先の家が彼女の向かいの家だった事。レポマンたちがいうには、GPSの指示通りに行ったら彼女の家だった、芝生も刈られていなかったし、ここだろうと思ったとか。芝生が刈られていなかったのは、彼女が2週間家を空けていたからでしょうが、芝生云々が出てくるところがアメリカらしいです。
とにかく誰がやったか分かったケーティーはFirst Nationalに連絡し、そして1万8000ドルの賠償を求めました。ですが銀行側は賠償を拒否して、「そういう事になってますので」とか言ってるそうです。財産の私的所有権は資本主義の基礎だと思うのですが、どういう事なんでしょう?というかまあ、間違った家に押し入っている段階で犯罪なはずだと思うんですが。ニュースにもなって、一応、銀行側はケーティーとなんとかこの問題を解決したいという事なんですが、なんだかなぁ。