P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

Manga とくに Syojo Manga と図書館員・イン・アメリカ

アメリカの公共ラジオNPRを聞いていたら、アメリカのコミック・コンへやってきている図書館員についてのレポートが流れてきた。図書館に子供達を引き付けるために、アメリカの図書館はコミック・グラッフィクノベル、そして日本のマンガを貸し出ししているらしい。
懐かしい話だなぁ。日本でも図書館でマンガ、とかがニュースになってたりしてた頃もあったなぁ。あれは80年代終わりくらいだっけ?図書館のマンガが日本で特にネタにもならなくなったのはいつ頃からか分からないが、10年15年じゃきかないはず。日本同様、子供の活字離れが言われるアメリカの図書館もその対策としてコミック・マンガを導入しているそうで、マンガを置くと10代やより若い子供達の貸し出しが急上昇するそうだ。マンガセクションは貸し出しが多いので棚が空になっている事が多く、またアメリカのコミックと違い女の子も引き付けるのが図書館側からすると日本のマンガの魅力でもあるらしい。わざわざ「フルーツ・バスケット」がSyojo Manga として紹介されていた。
レポートによると2002年のアメリカ図書館協会(American Library Association)でのコミック・マンガについてのパネルから、アメリカの図書館員のなかで日本のマンガへの注目が高まったらしい。ということはアメリカの図書館が日本のマンガを置くのは最近の話ではないのだなとググって見たら、アメリカで出版された図書館員のためのアニメ・マンガ解説書というのが英語で!アニメ・マンガさんの去年のエントリーで紹介されていた。コミックコンへ来てレポート紹介されていた図書館員も自費で来ている訳じゃなく、ちゃんと図書館の支援団体からちゃんと経費が支給されてコンベンションに参加しているそうだから、アメリカの図書館でも日本のマンガはもう完全に認められているんだね。