P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

オバマ・マケイン第3回討論会 字幕 (ただし3分の1) 追記の追記:

最近字幕インを使うようになりましたので、オバマとマケインの大統領選、3回目の討論会の動画に字幕をつけてみました。といっても、1時間半の動画に字幕をつけるのは思っていたよりも面倒で、結局38分で断念ですが、もし興味がある人がいたら観てみてください。

オバマ・マケイン第3回大統領選討論会
(あれ?、字幕インの動画がちょっとおかしいです。一応38分過ぎまで字幕をつけたのに、36分半で字幕が切れてますし、それ以外にもいろいろと...また調整してみますが...すいません。


追記の追記:字幕インでの字幕の再編集ができません。なので、現状の問題あり部分の修正が、すくなくとも今のところは、できないようです。ですが、下に書いた34分過ぎの部分だけのビデオがありましたので、その部分だけ改めて字幕をつけてみました。また一部字幕を修正してます。あと、「(?)」マークがついているところは、訳に自信の無い部分です。動画が始まってすぐに出てくるので、かっこ悪いですが。第3回討論会Part 7)


この討論もまたオバマの勝ちという評価になってますが、なぜそういう評価になるかはこの38分を観ただけでも分かると思います。劣勢に立たされているマケインは、必死のオバマ攻撃をするのですがそれがどうにも空振りで、やればやるほどマケインが惨めに見えてきます。そこらへんに興味のある方は、34分以降だけでも観てみてください。なんとかオバマへの怪しいイメージを植え付けようとマケインががんばるんですが、ことごとく反撃されています。必死のマケインと、怒りは見せつつも落ち着いているオバマの対比は、討論についての評価を納得するのに十分じゃないでしょうか*1

オバマへの人格攻撃、イメージ操作ではなく政策論議をした方が良かったろうに、とはつい思ってしまうところなんですが、選挙までの限られた時間で即効性があったかは置いておいても、実のところ共和党の経済に関する錦の御旗だった減税と規制緩和が、ブッシュの8年間によりそのありがたみを一般のアメリカ国民に対して徹底的に失った今、まともな政策論議が本当にましだったかは疑問です。といって、減税・規制緩和に反することを言っては、強固な共和党支持者からの反発を食う。なんとかいうか、もともと党内での強固な支持基盤にかけるマケインには、他にどうしようも無いところだったのかなと。
まあ、3ポイントシュートを決めれる47歳に、心臓関連で入院もしている72歳が挑むのにはやはり無理があった、というところでしょうか。

*1:その中で、マケインが2001年にどうこうといっているのは、60年代のテロリストグループ、ウェザー・アンダーグラウンドの元テロリスト、ビル・エアーズがニューヨークタイムズでのインタビューで、かつてのテロ行為を反省していないと述べた事に触れたものなんですが、このインタビューはなんと[http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9F02E1DE1438F932A2575AC0A9679C8B63&scp=1&sq=ayers%202001%20interview&st=cse:title=2001年9月11日の紙面]に載っています。なんつーか、えらい偶然です。