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P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

どくしょかんそうぶん:「クトゥルフ神話への招待 遊星からの物体X」

「クトゥルフ神話への招待 遊星からの物体X」を読んだので、感想を書いとく。
 
ちょっと前の「這いよれ!ニャル子さん」によるプチ・クトゥルフ神話ブームを受けて出たのかな?と邪推。
ただラブクラフト御大の作品は一作だけ。
代わりに、頼るのにアニメ一作だけでは弱いと思ったのか(これも邪推)、インスパイアされた映画「遊星から物体X ファーストコンタクト」が今年八月に公開されたジョン・キャンベルJrの「影がゆく」を「遊星からの物体X」のタイトルに改題新訳してまず最初の作品として収録(解説によるとラブクラフトへのオマージュとして書かれたのかもということなんだけど、ほんとかなぁ?もしかするとこっちを出すための方便としてクトゥルフが使われたのかもと思わなくもない)。
そしてラブクラフトの「クトゥルフの呼び声」がラスト。
キャンベルJrとラブクラフトの間を埋めるのが、イギリスのラムジー・キャンベルの5作。
「遊星からの物体X」は新訳のおかげで読みやすくなったと思うし、「クトゥルフの呼び声」は面白い。
昔はラブクラフトの小説はいい睡眠剤だったんだけど、俺も大人になったなと。
ただ、ラムジー・キャンベルの作品は全然面白くなかった。
けれど、アマゾンでのレビューだとこのラムジー・キャンベルの作品が評判よかったりするので、これは俺がクトゥルフ神話に詳しくないからなのだろう。