P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

クルーグマン:ケインズ政策の時

はい、またクルーグマンのブログからです。そしてまたマンキューがらみのポストです。下のマンキューの寄稿をうけての、クルーグマンのブログポストです。マンキューの文章は、ケインズ政策嫌だなぁ〜と、みたいな曖昧な嫌味の文章でしたが、クルーグマンの…

マンキュー:ケインズならどうしていただろうか?

マンキューのニューヨークタイムズへの寄稿です。彼のブログで書いてた連銀によるターゲットとかも含めて、まあ色々語っていてはいますが、結局なにか内容のあるものじゃないです。まあ、クルーグマン等、財政支出増へ向けて勢いづく左派へ、右派から嫌味の…

アメリカ保守のネット上での敗北とその再生

今アメリカでは、保守派による、一体何が敗北の理由だったのか、そして敗北を乗り越えるために何をすべきかという問いが行われています。ただ現状を変えようという意欲を持っているのはやっぱり若い保守のようで、年いった人たちは、保守にはなんの問題もな…

クルーグマン:大恐慌は金融の問題だった?

クルーグマンの大恐慌についてのブログです。

いや、買い物してくれって頼んだけどさ...

ここでも触れたように、11月の第4木曜日の翌日の金曜日はBlack Fridayと呼ばれる全米での大安売りの日で、朝からみんな買い物に出かけるのだけど...ロメロの「ゾンビ」みたい、いや、もっとパワフルな感じだから新「ドーン」かな。 naked capitalismによるNe…

マンキュ−:モラル・ハザード

またまたマンキュー教授のとこより。 「だいじゅうぶ、まってたら連銀がきて、たけてくれるから」

クルーグマン:忘れぬように

ちょっと久しぶりのクルーグマンのニューヨークタイムズ・コラムです。テーマは次の金融危機を防ぐ為の金融市場改革、というかそれが行われない可能性についての危惧、というところでしょうか。

すごいぞ、僕らのアセモグルー!

マンキューが持ち出した経済学者ランキングによると、2008年10月現在で1位はスティグリッツ、11位がラリー・サマーズ、15位がクルーグマン、21位がマンキューとなってましたが、彼らに挟まれて12位になっていたのが、なんとダーロン・アセモグルーでした。アセ…

クルーグマンとマンキュー:経済学者のランキング

民主党支持のクルーグマンと、かつてブッシュ政権で働き、クルーグマンがノーベル賞を受賞した時には愛あるリンクを貼り付けたりもしていたマンキューが、ラブリーなやり取りをしてました。まあ、昨今のブッシュ支持率最低、保守退潮の中、マンキューの過敏…

日本人の彼女募集

なんかですね、これを読んだらなぜかいらいらしてしまったので、以前から気になっていたけどそのままにしていた文章を訳しておきます。あんまり真剣にならなくてもいい事だとは思うんですが... 以前、英語のヒアリングの為にAuthor@Googleをチェックしていた…

Happy Thanksgiving!

11月の第4木曜日は感謝祭(アメリカ版)という、収穫の喜びを家族と祝う日です。で、その翌日の金曜日はBlack Fridayといって、全米で様々な大安売りが行われる日となります。すぐに商品が売切れてしまうため、全米各地で人々が朝早くから買い物に出かけます。…

ただの感想:Instapundit

これはただの、ああそうだったのか!という感想エントリーです。 昨年の事なんですが、池田先生がアメリカの政治ブログInstapunditを「リベラル派のブログとして有名なInstapundit」と書かれた事がありました。ところがこれは実は有名な保守派のブログでして…

感謝と、誤字脱字

なんだか昨日は、アクセスがものすごくあったようです(もちろんこのブログにしては、ですが)。これもトラックバックやリンクをしていただいた方のお蔭と昨夜は一晩、感謝の涙が絶える事がありませんでした。 すいません、ちょっと誇張しました。でもやっぱ…

クルーグマン、ブッシュに誉められる!

ThinkProgressより ブッシュ大統領が、今年度のアメリカのノーベル賞受賞者とあって祝福したそうです。 というわけで、きっとみんな分かり合えるんだよ。多分。どうなんだろ...良く分からない気もするけど。

ケインズ:1938年の現状、そしてアニマルスピリッツって...

俺も少しはやる事があるんですが、最近訳している大恐慌とニューディールがらみ、そしてなによりケインズ!の文章という事なので、これを訳してみる事にしたのですが...実はケインズの文章って読んだ事は、ほとんどありません。当然ながら「一般理論」も読ん…

父の愛と、逆差別はなぜいけないのかの話

Daily Kosより。 興味深かったので訳すのですが、リンクをたどってみても元々は何処かのブログかなにかへのコメントらしく、信憑性はわかりません。ウィリアム・クリストルはアメリカの有名な保守の知識人です。保守の雑誌ウィークリィー・スタンダードの編集…

クルーグマン:なぜ大恐慌の事を語るのか

さて、現在の金融危機がらみでの大恐慌・ニューディールがらみの文章や言説がアメリカではいくつもいくつも書かれ語られているようです。その状況にうんざりしているらしく、一体そんな大昔の事が今の状況にどんな関係があるんだよ!と疑問に思う人もいるそう…

彼は、預言者だった!

TPMより 2007年中の民主党大統領候補による討論会の中、オバマ候補への質問。 女性:オバマ議員。あなたのアドバイザーのなかには、ビル・クリントンのかつての国家安全保障アドバイザー、国務省の政策担当、海軍長官などがいらっしゃいます。ご自身の外交経…

ニューディールと第2次世界大戦は財政刺激について何を教えてくれるか?

クルーグマンや他のリベラルが大規模な財政出動を主張し、オバマもある程度はそれに答えている中で、右の人達もそれへの対応を頑張ってられます。そしてこれまでも何度か訳してきましたが、それは今のところニューディールや第2次世界大戦によってアメリカは…

週間オバマ 2008年11月21日

オバマ次期大統領の毎週の政策演説(たしか)2回目です。 内容は、景気はどんどん悪くなっていっているので公共投資を行おう、議会は喧嘩などせずとっとと景気対策の法案を通せ、ってところです。クルーグマンやその他の左の人達が求めて、マンキューやその他…

マンキュー教授からのクイズ

マンキュー教授から全世界のマクロ経済学講師へのプレゼントだそうです。クラスで学生にこれを訊いてみてくれとの事。というわけでマンキュー教授のお墨付きですから、答えられないような学生は落第にしましょう! マンキュー教授からのクイズ。 青い線は外国…

おや、結局,

サマーズはホワイトハウスにアドバイザーというポジションで入るんだね。彼には反対も強いから、財務長官のような表に出る顔になる事は避けて内部の顧問にしたということかな。さらにサマーズはベン・バーナンキの後の連銀議長候補でもあるらしい。それはまだ…

エリートの人達...

ダニー・ロデリック教授のところから ニューヨークタイムズのデビッド・ブルックの11月21日のコラムの冒頭部分です。 2009年1月20日は歴史的な日となる。バラク・オバマ(コロンビア大学、ハーヴァード大学ロースクール)はその妻ミシェル(プリンストン大学、…

新財務長官?

あらら。残念ながら次の財務長官はサマーズではなく、現在ニューヨーク連銀総裁であるティモシー・ガイトナー氏がなる見込みらしい。残念だ...

マンキュー:連銀はどうすべきか?

ここで予告していたマンキューのアメリカのデフレ対策についてのエントリーです。でも、結局...

タイラー・コーエン:心のボタン

このサミュエルソンのコメントの中にリバタリアンに触れたところがあるんですが、ひっどい事をさらっと書いてます。俺なんかは、サミュエルソン、ひどい事言うな、と笑って喜んでただけだったんですが、リバタリアンの人達はまあ喜ばなかったようで(まあね)…

ハンクとベン

CalculatedRISKから 現在の市場の悪化は大恐慌以来、最悪なのだそうです。 ハンク・ポールソン財務長官:「君は恐慌についての専門家だと思っていたのに!」 ベン・バーナンキ連銀議長:「その通り!恐慌になったら後なら、何をすべきか教えて上げられる...」

クルーグマン:企業の借り入れコスト

クルーグマンがブログで、アメリカのデフレによる企業借入コストの上昇についての短いエントリーを書いてました。それを受けて、マンキューもエントリーを書いてるのですが、こっちはもうちょっと長いので、また後で訳します。

経済学者に送るカード

マンキュー教授のところから。アメリカではいい事・悪い事、色々な人生のイベントを迎えた友人・知人にその状況にあったカード(葉書)を送ります。 「お悔やみ用カード」 「最近、自分の理論を覆されてしまった経済学者に送るカードって、ある?」

ロデリック:国際金融と経済成長

はーい、本日のダニー・ロデリック第2弾です。なにしろ下のエントリーと余りにもセットになってる内容だったので、続けて訳してしまいました。さて、では寝ます。