P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

景気対策

クルーグマン:緊縮のスミス・クライン・カレツキ理論

"Strange bedfellows"という言葉がありますが、ほんと世の中は状況次第でいろんな組み合わせがあるものです。あとそして、国や時代が違えども人間のやること変わらないなとも。というわけで、クルーグマンがまた新しく緊縮政策批判について書いたブログ記事…

財政赤字削減の時にあらず  クリスティーナ・ローマー

こないだ大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長を辞めたクリスティーナ・ローマーがニューヨークタイムズに緊縮財政反対のコラムを書いてましたので、訳しておきました。誤字・脱字・誤訳等々がありましたら、コメント欄にお願いします。 追記:「コメント欄に…

主流派マクロ経済学の信仰喪失

Worthwhile Canadian InitiativeのNick Roweがマクロ経済学の現状について述べていました。とくに驚くようなものはありませんが、あまり長くないので訳してみます。それから、現在のブログデザインだとリンクの有り無しが見分けにくいので、はっきりlinkと書…

クリスティーナ・ローマー:大恐慌からの教訓

オバマ政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長で、元カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授であるクリスティーナ・ローマー(この三本腕の人)がブルッキングス研究所で3月9日に大恐慌からの教訓について述べたそうです。そのペーパーがオンラインに公…

クルーグマン:日本再考

久しぶりのクルーグマン翻訳。何しろ日本についての、ある意味ポジティブな文章なので訳しときました。ある意味、ですけどね。クルーグマンはオバマの経済対策をtoo small, too lateと批判してますので、そこら辺の苛立ちもあるんだろうな、とは思います。日…

週間オバマ:経済対策の詳細

経済対策の詳細について話しているらしいですが、もうすぐ出かけるので訳してる時間がありません。トランスクリプトを下に貼り付けておきます。ところで、じつは動画はHD動画なんです。でもこっちだと小さい画面になってしまいますから、動画を見る方はYoutu…

クルーグマン:財政赤字と未来

クルーグマンのニューヨークタイムズのコラムです。これは明らかにこのマンキュ−のニューヨークタイムズへの寄稿(翻訳)を意識していると思います。

週間オバマ 2008年11月21日

オバマ次期大統領の毎週の政策演説(たしか)2回目です。 内容は、景気はどんどん悪くなっていっているので公共投資を行おう、議会は喧嘩などせずとっとと景気対策の法案を通せ、ってところです。クルーグマンやその他の左の人達が求めて、マンキューやその他…

クルーグマン:流動性の罠の中のマクロ経済政策

はーい、またクルーグマンのブログからです。最近のクルーグマンはオバマ次期政権に積極的な経済政策をとれというアジテーションを積極的におこなってまして、これもその一つです(勿論、右の人らもいろいろやってますよ。これとかここで紹介されてるリンク先…

クルーグマンのコラム:不況経済の復活

クルーグマンの新しいコラムです。以前のコラムや自身のブログのエントリー同様、大規模な景気対策、それも財政政策を主張しています。こういう財政出動要請への反対として、右の人達が大恐慌での財政政策の効果について論じたりするわけですね。アメリカで…

アメリカはどれくらいの景気刺激が必要か?

クルーグマンの11月10日のコラム(翻訳)のフォローアップのブログエントリーです。必要な財政政策の規模について計算されてます。財政刺激の算数(ちょい学者向け) ポール・クルーグマン2008年11月10日