P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

高慢と偏見、ゾンビ!

日本では洋書の古典文学の再翻訳版が出る事がありますよね。日本語って変化がものすごく激しいから、村上春樹も言ってるように、翻訳にはたしかに賞味期限があります。昔の翻訳はほんの数十年前のものでもどうにも読みにくい(しかもこれがプロの翻訳家とか…

マクロ経済学の暗黒時代、あるいはクルーグマンはハリ・セルダンになろうとたいのか?

クルーグマンのブログエントリーの翻訳です。これも財政政策に反対する保守派経済学者を批判するものなんですが、無茶苦茶言葉が厳しい。冗談ぽくしつつも、よくここまで言えるな、と思います。でもそういうものの方が読んでて面白いですね。ところで、クル…

コクラン、テイラー、ベッカー、バロウ

タイトルは、ジョン・ル・カレの作品のパロディーのつもりでした。すいません。でも、すべてはテイラーが悪いんです。 さて、池田先生がマンキューによる財政政策に懐疑的な経済学者のリストというのをご自身のブログに載せてられました。まあそれは保守派経…

マックとアタリとホワイトハウス

オバマが「次期大統領」から「大統領」にかわり、オバマ政権がホワイトハウスでの活動を開始しました。オバマ選挙陣営はテクノロジーの優れた利用で名を馳せましたが、ホワイトハウスのテクノロジーも大したものらしいです。ワシントン・ポスト オバマ陣営の…

オバマとオバマガールのデュエット

クルーグマン:恒星系間貿易の理論

このブログのタイトルは、政治(Politics)、経済学(Economics)、そしてSF(Science Fiction)という、おれの興味のある分野のそれぞれの頭文字から取ってるのですが、残念ながらプロフィールにも書いたように、これまでSFについて書くことはあまりありませんで…

タフ・イヤーのためのコミックストリップ

マンキュー教授から

クルーグマン:流動性の罠のなかでの最適財政政策

明けましておめでとうございます!新年の元旦を皆様はどうお過ごしですか?おれは東京に出てきたたばかりでいく所もありませんから、朝から翻訳してました。とっても有益ですね!その前の大晦日の晩は、スコセッシュ/デニーロの「タクシードライバー」を観てま…