P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

Latex と Ruby

最近、つらいなぁ。なんというか、死刑執行が日一日と近づいて来るのをただ待っているだけのよう気分がする。しかも執行のためにはまず自分で13階段を組み立てる事から始めなきゃならないときていて、なのにどうやって組み立てるのかよく分からない。組み立てなければ死刑よりもさらに悪い運命に...なんとかこの事態から逃れようと脱走を図っているのだが、どうにもうまくいかず、なんとも暗い...
まあとにかく、ここしばらくLatexファイルのなかのスーパースクリプト・サブスクリプトのファントサイズを変更するという作業を行ってました。というか、手作業ではあまりに煩雑なので、プログラミングの練習も兼ねてその作業を行うRubyのプログラムを書いてました。テキスト全体のフォントサイズを変更するのなら簡単な事なんですが、テキスト全体ではなくスーパー・サブスクリプトのサイズだけを変えるので厄介。やり方自体はscalefntを使うだけなんだけど、ただ一つ一つのスーパー・サブスクリプトの前後にLatexのコマンドを入れなければならない。カット・アンド・ペーストにより手作業でもできるけど、スーパー・サブのスクリプトの数を考えるとやる気にはならない。しかし、これって以前からやりたいと思っていたRubyのプログラミングの勉強にいい機会ではないか!と思い、がんばってみることにしたのだけれど...むむむ。
一応、作ってみたプログラムはスーパー・サブの前後に必要なコマンドを入れてくれるのだが、どうも最初に思っていたほど簡単な作業ではなかったようで。プログラムの中身自体はものすごく低レベルで、Rubyというより、昔少しかじっていたBasicのプログラムに見える。Rubyのプログラムをちゃんと書ける人がもし間違って見てしまったら目が潰れてしまうかもって代物だけど、そのこと自体はいい。だってこれが初めてのRubyプログラムなのだから。しかし思っていた通りに働いてくれない事は困った。短いファイルの場合はまあそこそこちゃんと働いてくれるのだが、長いファイルになるとまともなものにならなかったりする。Latexファイルの論文自体はSceientificWorkPlaceで書いているのだけど、このSWPでちゃんと開かなかったり、開いても一部論文が欠けてたり、論文へのタイプセットができなかったりするんだよね。で、それがなぜなのかわからない。サブ・スーパースクリプトだけでなくほかの数学関係のコマンドとの関係でどうもおかしくなるみたい。ついさっきもタイプセットができなかったんだが、カッコを一つ消してから改めて加えたら、それでいきなりタイプセットできるようになった。なぜそんな事になってたのかは全然分からない。さらに挙動自体には問題がないが、なぜか変換後のファイルにはスーパー・サブの後に一文字分の空白が入っていたりする。これ、プログラムの問題なんだろうが、なんでそんな空白が入ってくるのかわからない。俺がLatexのコマンドをちゃんと理解していない事とプログラム初心者であることの両方からこうなるんだろうが。なので結局、論文を部分ごとにプログラムで変換しては手作業でおかしなとこを修正している。プログラムの書ける経済学者への道は、果てしなく遠いな。