P.E.S.

政治、経済、そしてScience Fiction

2009-01-01から1年間の記事一覧

Feist and Ben Gibbard - Train Song

伊藤計劃さん、逝去

SF

http://home.att.ne.jp/iota/aloysius/someone/days/days0903.htm (3月22日の日記)たしか初めて読んだ伊藤計劃さんの文章はキアヌ・リーブス主演の「コンスタンティン」の映画評。 コンスタンティンはキリスト教をベースにした、いわば二次創作なわけだが…

ロデリック:H.G.ウェルズ、ロンドン、そしてサミットの失敗

H.G.ウェルズ、といったらSFファンの俺としては当然ながらSF作家なわけなんですが、実のところ彼は第一次世界大戦ぐらいから、SF作家というより社会思想家といったかんじなります。そのウェルズが1933年、世界大恐慌に対処する為に開かれる事になったロンド…

Lily Allen - The Fear

アメリカ人がロリっぽい事をやった時に、日本人から見て問題になるのは、ロリなのにでかい!ってことだよね。いや、俺はロリじゃないけどさ。(追記:調べたら、彼女はアメリカ人じゃなくてイギリス人だった。)

この世のどこかに、あるいはドレイクでも不可能なこと

(ちょっと修正) 今朝、日本の女性ネタを書いたので、バランスを取る為にアメリカの女性ネタを。同じくNPRの、"This American Life"という番組から。この番組はラジオのドキュメンタリー番組で、毎週色々なテーマについて、何人かの人達のそのテーマがらみの…

Fountains of Wayne - Stacy's Mom

なんかこう、昔の恥ずかしい記憶がよみがえってくるのだが...(改めて観ると、ステーシーのママ、脚が綺麗すぎ!)

日本女性の婚活の事が、NPRで取り上げられてた。

アメリカの公共ラジオNPR(National Public Radio)の朝の番組Morning Editionのビジネスニュースにて、日本の女性が婚活にがんばっている、というニュースを流していて、笑ってしまった。 不況の中、日本女性が"Marriage hunter"となり、結婚紹介所、相手探…

アマルティア・セン:危機をこえた資本主義

ニューヨークタイムズ・ブックレビュー2009年3月26日号に載ったセンのエッセイの翻訳です。特に驚きな内容でもないので、まあこんなもんかなとか思いながら訳していたら、ピグーが出てきたのでびっくり。本文中にもあるように、今はケインズ・リバイバルの時…

Audioslave - Be Yourself

Audioslaveって言う、自意識過剰なバンド名は嫌いだが。

Shinedown - Second Chance

正直、こういう人達って、好きじゃないタイプなんだけどなぁ。

Serena Ryder - Little Bit of Red

歌い出しの、「ウウウゥー」、ってところが好きなんだけど、書き出すとなんとなく違った感じになってしまう。でも、かっこいい声だよなぁ。

クリスティーナ・ローマー:大恐慌からの教訓

オバマ政権の大統領経済諮問委員会(CEA)委員長で、元カリフォルニア大学バークレー校の経済学教授であるクリスティーナ・ローマー(この三本腕の人)がブルッキングス研究所で3月9日に大恐慌からの教訓について述べたそうです。そのペーパーがオンラインに公…

クルーグマン:日本再考

久しぶりのクルーグマン翻訳。何しろ日本についての、ある意味ポジティブな文章なので訳しときました。ある意味、ですけどね。クルーグマンはオバマの経済対策をtoo small, too lateと批判してますので、そこら辺の苛立ちもあるんだろうな、とは思います。日…

ありえんだろ、おい...

以前、経済学のチューターをしていた時、ハイパワードマネーと信用創造の話を教えるのが大変だったのだけど、それがさらに大変になってるらしい。貨幣乗数は1以下なのだという...MarginalRevolution テイラー・コーエン (他のブログからの引用)さて、君…

チョン・ジヒョン、かわいいよ、チョン・ジヒョン

Blood the Last Vampire トレーラー いまさらだけど、チョン・ジヒョンがかわいい。なので、28歳なのに16歳役なのも許そう。

Motion-captured OBAMA

アメリカ最良のニュースソースOnionから

アメリカのブログにおけるリベラルの優勢:コスのインタビュー

日本とは違って、アメリカのネットの世界ではリベラルが優勢と一般的に言われています。実際、いかにすればネットにおいて保守の勢力がひろまるのかが、最近の保守系ブロガーの話題の一つになってるくらいで。共和党もなんとか、ネットがんばってます!とい…

My heart yearning Paris burning, Paris buring all night long!

Ladyhawke - Paris is Burning パソコンで仕事してる時はだいたい母校のFMをネットで聞いてるのだけど、最近それでよくかかってて気に入りました。"Paris"は普通に聞けばフランスのパリのことなんだろうし、それはそれでネロの伝説のようでよいけれど、個人…

パンダ

地獄の黙示録で、こんなシーンがあったような で、やられた後(笑) お、俺のせいじゃねぇよ! みんなでごめんなさい

自主制作映画の予告編?「霧笛」

SF

少なくともこれを観ただけでは、うまいとは思わない、とくに何かを感じるってわけでもない。でもやっぱり、何かをつくったというのは偉いことだなと思うので。あと、なんといってもブラッドベリ原作というチョイスに対して、応援。

経済規模とGDPについて

追記あり。追・追記あり。コメント欄も参照してください。 来る予定だった仕事が来なくて時間が空いてしまったので...(どうなってるんだろう?) 弾小飼さんがGDPの事について質問されてましたので、この空いた時間を埋める為に使ってみる事にしました。…

筋トレする雪だるま

がんばってます! This American Life 1月21日より

高慢と偏見、ゾンビ!

日本では洋書の古典文学の再翻訳版が出る事がありますよね。日本語って変化がものすごく激しいから、村上春樹も言ってるように、翻訳にはたしかに賞味期限があります。昔の翻訳はほんの数十年前のものでもどうにも読みにくい(しかもこれがプロの翻訳家とか…

マクロ経済学の暗黒時代、あるいはクルーグマンはハリ・セルダンになろうとたいのか?

クルーグマンのブログエントリーの翻訳です。これも財政政策に反対する保守派経済学者を批判するものなんですが、無茶苦茶言葉が厳しい。冗談ぽくしつつも、よくここまで言えるな、と思います。でもそういうものの方が読んでて面白いですね。ところで、クル…

コクラン、テイラー、ベッカー、バロウ

タイトルは、ジョン・ル・カレの作品のパロディーのつもりでした。すいません。でも、すべてはテイラーが悪いんです。 さて、池田先生がマンキューによる財政政策に懐疑的な経済学者のリストというのをご自身のブログに載せてられました。まあそれは保守派経…

マックとアタリとホワイトハウス

オバマが「次期大統領」から「大統領」にかわり、オバマ政権がホワイトハウスでの活動を開始しました。オバマ選挙陣営はテクノロジーの優れた利用で名を馳せましたが、ホワイトハウスのテクノロジーも大したものらしいです。ワシントン・ポスト オバマ陣営の…

オバマとオバマガールのデュエット

クルーグマン:恒星系間貿易の理論

このブログのタイトルは、政治(Politics)、経済学(Economics)、そしてSF(Science Fiction)という、おれの興味のある分野のそれぞれの頭文字から取ってるのですが、残念ながらプロフィールにも書いたように、これまでSFについて書くことはあまりありませんで…

タフ・イヤーのためのコミックストリップ

マンキュー教授から

クルーグマン:流動性の罠のなかでの最適財政政策

明けましておめでとうございます!新年の元旦を皆様はどうお過ごしですか?おれは東京に出てきたたばかりでいく所もありませんから、朝から翻訳してました。とっても有益ですね!その前の大晦日の晩は、スコセッシュ/デニーロの「タクシードライバー」を観てま…